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エル・クラシコとは?レアルマドリードとバルセロナは永遠のライバル

スペインで1番の人気カード「エル・クラシコ」はご存知ですか?

レアル・マドリード対FCバルセロナの伝統の一戦と呼ばれるこの試合は、世界中で約6億人が生中継で観戦すると言われる世界屈指のビッグマッチです。

ではエル・クラシコは一体なぜそんなに注目されるのか?

その真髄を実際に現地で感じたことを交えて解説致します。

エル・クラシコとは?

まず「エル・クラシコ」とは、スペインのレアル・マドリード対FCバルセロナのことを指します。

「クラシコ」とはスペイン語で「伝統」です。「エル」は冠詞ですので、英語で言うと「The Classic」になります。

エル・クラシコとは、いわゆる「伝統の一戦」です。

マドリード、バルセロナどちらのスタジアムも、試合の際は常に超満員なのはもちろん、全世界で約6億人が生中継で観戦すると言われる程の人気カードになります。

人気、レベルともに世界最高の試合が約束されるエル・クラシコは、全世界で最も注目されるスポーツの試合の1つになります。

ではなぜそんなにエル・クラシコは注目されるのでしょう?

もちろんそれには理由がございます。

エル・クラシコはスペインの歴史が深く関わる

エル・クラシコはスペインの歴史が深く関わっております。

元々スペインは地域ごとに別々の国家だったものを、マドリードの中央政権が統一したことによって今のスペインという国になりました。

しかしマドリード中央政権の独裁者フランコは、バルセロナがあるカタルーニャ州の弾圧を行います。

カタルーニャ州の習慣や言語を規制し、そしてスペイン内戦を経て民主化された経緯がございますので、現在でもマドリードに嫌悪感を持つバルセロナの方は多くいらっしゃいます。

マドリードとバルセロナは歴史上戦争をやっていた間柄ということが、エル・クラシコを熱くさせる非常に大きな要因になりまして、他の国のダービーと比べ、選手もサポーターも気持ちの入り様が明らかに違います。

私自身バルセロナのホーム「カンプノウ」で実際にエル・クラシコを観戦しましたが、スタジアムの熱気や雰囲気は明らかに他の試合とは違うと感じました。

参考記事エル・クラシコ観戦記inバルセロナ・カンプノウ

プレーする選手も、当然エル・クラシコのピッチに立つ時点でモチベーションは最高潮かと思います。

プレーの質やレベルは世界でも間違いなくトップクラスです。

レアル・マドリード↔バルセロナは禁断の移籍

サッカーの世界では、「このチームからこのチームへ移籍してはいけない」という暗黙のルールというのが国や地域によっては存在します。

その暗黙のルールの中で最も有名で代表的なものが、レアル・マドリード↔バルセロナ間の移籍になります。

ルイス・フィーゴの禁断の移籍

2000年8月、当時バルセロナ所属のポルトガル代表のスター選手ルイス・フィーゴが当時の移籍金最高額でレアル・マドリードへ移籍しました。

移籍発表の2日前には会見で移籍はしないと発言しての禁断の移籍であったこともあり、バルセロナのサポーターの怒りは頂点に達します。

フィーゴがバルセロナで経営していたレストランが破壊されたり、エル・クラシコの際、試合中に豚の頭が投げ入れられる等、物議を醸したのはサッカー界では有名なエピソードです。

もちろん豚の頭以外にも、ペットボトルや瓶、そしてゴミ等も大量に投げ込まれ、試合が一時中断することもございました。

ちなみにスペインでは豚の頭は権力の象徴だそうです。

日本代表の久保選手も禁断の移籍をした?

日本代表の久保選手も実はバルセロナからレアル・マドリードへの禁断の移籍をしております。

とは言え久保選手がバルセロナに居たのは14歳まででして、その後はJリーグを経てレアル・マドリードへと移籍しているため、フィーゴの時ほど大事にはなっておりません。

ちなみに久保選手は2020年10月現在、レアル・マドリードからのレンタル移籍でビジャレアルに所属しております。

エル・クラシコの通算成績はほぼ互角

1902年の初対戦(コパ・デル・レイ)から120年近くが経過したエル・クラシコの歴史で、対戦成績はほぼ互角になっております。

2020年10月末の時点での通算戦績(全ての公式戦でのエル・クラシコの合計245試合)は以下の通りです。

レアル・マドリード勝利数…97・バルセロナ勝利数…96・引き分け…52

ちなみにレアル・マドリードもバルセロナも、エル・クラシコで記録した通算ゴール数もほぼ互角です。

レアル・マドリードゴール数…408・バルセロナゴール数…403

永遠のライバル

これだけ長きに渡ってしのぎを削り続ける、レアル・マドリードとバルセロナの両者は、誰が見ても永遠のライバルと呼ぶに相応しいかと思います。

245試合戦ってほぼ五分の戦績というのが、いかにエル・クラシコが両チームにとって負けられない一戦か物語っています。

ちなみにレアル・マドリードもバルセロナも、過去一度も2部へ降格したことはございません

エル・クラシコ最多得点者はメッシ

長い歴史を持つエル・クラシコですが、その中で最も得点を記録しているのが、2020年現在もバルセロナとアルゼンチン代表でエースを務めるリオネル・メッシです。

120年近くの歴史があるエル・クラシコで、現役の選手が最多得点記録を持っているという事実はとんでもなく凄いことです。

筆者自身実際にスタジアムでメッシのプレー、そしてゴールを観れたことはサッカーファンとして財産になったことかと思います。

なおメッシはUEFAチャンピオンズリーグとアルゼンチン代表でも最多得点記録を持っています。

まとめ

スペインの伝統の一戦「エル・クラシコ」の魅力は伝わりましたか?

レアル・マドリードもバルセロナもこの試合だけは特別です。試合のレベル、サポーターが作り出す雰囲気や熱気は世界最高レベルなのは間違いありません。

サッカーファンの方には、是非無理をしてでもマドリード、もしくはバルセロナで現地観戦していただきたい一戦になります。そこまで断言できる理由は、一度でもエル・クラシコを観た者ならおそらく理解できるでしょう。

そんなスペインの伝統の一戦エル・クラシコでした。

参考記事カンプノウはバルセロナのサッカーの聖地であるスタジアム

サッカーと旅をこよなく愛するブロガーです。
スペイン留学時代には学生の傍ら選手としての経験もございます。
サッカーと旅が人生のテーマです。

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