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レアル・ベティスのスタジアムはセビージャの労働者の象徴

スペインの強豪「レアル・ベティス」のホームスタジアム「ベニート・ビジャマリン」はアンダルシア州・セビージャにございます。

サッカーファンの方で、セビージャと聞くと「セビージャFC」を連想する方がほとんどかと思います。

しかしセビージャにはレアル・ベティスというチームもございまして、セビージャFCと強いライバル関係にあることはあまり知られていないようです。

ベニート・ビジャマリンは、スタジアム単体で見ても素晴らしいですが、セビージャの労働者階級の方にとっては特別な場所でもあります。ではその様に語られる所以を覗いてみましょう。

スタジアムデータ

ベニート・ビジャマリン

現地語表記…Estadio Benito Villamarín

場所…スペイン、アンダルシア州、セビージャ

使用チーム…レアル・ベティス

開場…1929年

ピッチ…天然芝・陸上トラック…無し

スタジアムツアー…有り

収容人数…60720人

注目の対戦カード…対セビージャFC

観やすさ・・・★★★★☆

スタンドの傾斜も強く、規模もそこそこのスタジアムです。


雰囲気・・・★★★★☆

スペイン国内でも特に強い地元愛があるサポーターの声援は、素晴らしい雰囲気を作ってくれます。


アクセス・・・★★★★☆

街の中心部からほど近く、アクセスは良好です。


治安・・・★★★☆☆

セビージャはスリが多いですので、夜間や人混みは注意が必要です。


観光・・・★★★★☆

セビージャは観光でも人気の街です。世界遺産やグルメ等多種多様な名物がございます。

レアル・ベティスとベニート・ビジャマリンは労働者階級の人々の象徴

出典:Instagram

次章で詳しく解説いたしますが、レアル・ベティスは労働者階級に多くのファンを持つクラブになります。

ホームスタジアムのベニート・ビジャマリンでの試合の際は、そんなセビージャの労働者階級の方が集い、熱い声援でレアル・ベティスの選手に声援を送ってまいりました。

今でこそ階級の差は少なくなっており、様々な層のファンがおりますが、時代は移り変われどチームに対する愛は変わりません。そんなベニート・ビジャマリンのスタンドは、チームカラーの緑で彩られており、インパクトはものすごいです。

築100年に迫ろうともしておりますが、古臭さは微塵も感じられず、スペインのスタジアムのレベルの高さを感じます。

もちろん見た目だけでなく、スタンドの傾斜や座席とピッチまでの距離など、目の肥えたレアル・ベティスのファンを長年納得させ続けております。

同じ街のライバルのセビージャFCには負けられない

冒頭でも触れましたが、同じセビージャの街には「セビージャFC」というライバルクラブがございます。

セビージャでは初めて合った人に「セビージャとベティスどっちのファン?」と聞くのは当たり前の話とのことです。

やはりスペインですので、サッカーと生活が密接に関わっていることが分かるエピソードです。

セビージャで観れるダービー、すなわち「アンダルシアダービー」は、セビージャFC対レアル・ベティスを指します。

このアンダルシアダービーは、スペイン国内の数あるダービーマッチの中で最も熱く激しいダービーと言われており、国内リーグ屈指の好カードです。

元々は一つのチーム

設立当初は元々一つのチームでしたが、当時のセビージャFCは、労働者階級の選手の獲得に反対のチーム運営を行っていたという歴史がございます。

そして労働者階級の選手を獲得したいという派閥が設立したのが、現在のレアル・ベティスになります。

現在は両チームとも階級による選手の選別は行っておりませんが、サポーターに関しては未だに当時の名残があるようです。

セビージャのファンは富裕層が多く、レアル・ベティスのファンは労働者層が多いという構図がございます。

両チーム猛烈なライバル関係に長年あることから、アンダルシアダービーを盛り上げるのに必要十分な要素なのは納得です。

チケット・スタジアムツアーについて

まずチケットについてです。

レアル・ベティスの試合は、対レアル・マドリードやバルセロナ戦等のビッグマッチ、セビージャFCとのダービーや開幕戦以外は基本的に当日券が余る可能性が高いです。当日券をお求めの場合は、試合当日にスタジアムまで行けば購入可能です。

前売り券を買われる場合はベティスのオフィシャルサイトからの購入になります。

次にスタジアムツアーについてです。

ベニート・ビジャマリンも、他の多くのスタジアムと同様スタジアムツアーを行っています。

料金はスタジアムツアーとミュージアムへの入場が込で10ユーロ(ファンクラブ会員は6ユーロ、5歳以下は無料)になります。

スタジアムツアーのチケットも、スタジアムでもオフィシャルサイトでもどちらでも購入可能でございます。

ビッグクラブと比べリーズナブルな価格設定になりますので、試合を観る予定のない方も足を運ぶ価値はあるでしょう。

スタジアムへの行き方

スタジアムの行き方については、バスと電車の2通りございます。

ベニート・ビジャマリンはセビージャの中心部からそこまで離れておりませんので、アクセスは悪くありません。

バス

3番、34番、A6番がスタジアムを通ります。セビージャ市内のバスは慣れていないと分かりづらいですので、気になる点は運転手や地元の人に聞いてみましょう。

電車

C 1番線、C4番線のSevilla-Virgen del Rocio(セビージャ ビルヘン デル ロシオ)駅で下車になります。下車後は徒歩15分ほどで到着です。

電車の場合のほうが歩く距離が長いですが、バス比べると分かりやすいです。海外が慣れていない方は電車をおすすめいたします。

まとめ

緑のスタンドが目を引くレアル・ベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンはいかがでしたか?

少し複雑な歴史があることも、よりチームの団結を強める要因になっているようで、毎年スペインリーグを盛り上げてくれます。やはり地元から愛されるクラブというのは魅力的に映りますし、スタジアム自体にもその魅力を引き出す力があるように感じます。

地域色の強いスペインのクラブは奥が深いです。

サッカーと旅をこよなく愛するブロガーです。
スペイン留学時代には学生の傍ら選手としての経験もございます。
サッカーと旅が人生のテーマです。

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