サッカー スペイン

アスレティック・ビルバオのサン・マメススタジアムはバスクサッカーの聖地

バスク州出身の選手のみを起用する「バスク純血主義」を貫くアスレティック・ビルバオの本拠地「サン・マメス」は2013年に新しく生まれ変わっております。

1913年に建設された旧サン・マメスの伝統を引き継ぐ、新たなバスクサッカーの聖地として君臨するスタジアムです。

現在新しいビルバオの見どころの1つとして、観光客からの人気も得ている場所になります。地域色の強いスペイン国内でも、特に濃いビルバオのスタジアム「サン・マメス」は必見です。

スタジアムデータ

サン・マメス

現地語表記…Estadio San Mamés

場所…スペイン、バスク州、ビルバオ

使用チーム…アスレティック・ビルバオ、バスク州代表

起工…2010年5月26日・開場…2013年9月16日

ピッチ…天然芝・陸上トラック…無し

スタジアムツアー…有り

収容人数…53,332人

注目の対戦カード…対レアル・ソシエダ

観やすさ・・・★★★★★

新しいスタジアムなだけあり最高です。またスタンドを屋根が覆っているため天気の心配も必要なしです。


雰囲気・・・★★★★★

バスク独特の雰囲気は、他のスペインのスタジアムとは一味違います。


アクセス・・・★★★★☆

ビルバオ市内中心部にあるためアクセスは良好です。


治安・・・★★★★☆

ビルバオの治安は安定しておりますが、スリには注意が必要です。


観光・・・★★★★☆

ビルバオ含むバスク州は、スペインの中でも特に独特な雰囲気を持つ人気の観光地です。また美食の地方としても認知されているため、食べ過ぎにはご注意を。

生まれ変わったスタジアム「サン・マメス」

 

1913年に建設された初代の「サン・マメス」が2013年に生まれ変わりました。

スタジアム内外ともに、自在に光の色を変えられる仕様のライトが装備されております。試合やイベントに合わせて演出を変えることができるのは、当然ながら新スタジアムならではのクオリティです。

座席もクラブのシンボルカラーの赤と白で統一されており、ビルバオのクラブとしての伝統を感じます。座席については背もたれも付き、屋根もほとんどの座席をカバーしているので快適です。

 

もちろんサッカー専用スタジアムですので、観やすさについては説明不要でしょう。

熱いアスレティック・ビルバオのサポーターと、選手達が作り出すサン・マメスの雰囲気は、実際にビルバオまで足を運んでみる価値は大いにあるでしょう。

クラブ創設以来貫く「バスク純血主義」

 

アスレティック・ビルバオは下部組織を含め、バスク州で生まれたか、育った選手のみ入団を許されるクラブです。

いわゆる「バスク純血主義」をクラブ創設以来貫き続けております。そのため他の地域のチームとは比べ物にならない一体感や、チーム愛が代々根付いています。

選手もサポーターも、他のどのチームよりも一体となってサン・マメスで戦う様は、ビルバオならではです。

アスレティック・ビルバオはバスクの誇り

アスレティック・ビルバオは1898年創設の非常に歴史あるクラブになります。

にもかかわらず、創設以来1度も2部に降格したことがないほどの強豪です。

ちなみにスペインのサッカーチームで創設以来1度も降格したことがないのは、アスレティック・ビルバオ以外にはレアルマドリードとFCバルセロナのみになります。

アスレティック・ビルバオはレアルマドリードやバルセロナと比べ資金面でも大幅に劣りますし、バスク純血主義を貫くなど、圧倒的不利にもかかわらずにです。

その様な背景があり、クラブにも確固たる信念や哲学があることから、アスレティック・ビルバオはバスクのサッカーファンの誇りなのです。

バスクダービーは友情のダービー

同じ街のライバルクラブの「レアル・ソシエダ」との一戦を「バスクダービー」と呼びます。

スペイン国内で有名なダービーマッチと言えば、レアルマドリード対バルセロナの「クラシコ」や、レアルマドリード対アトレティコマドリードの「マドリードダービー」が有名です。

ダービーと言えば、選手もサポーターもバチバチに敵意むき出しで戦うのが通例ですが、バスクダービーは一味違います。

このバスクダービーは、選手もファンも友好敵で和やかな一戦の、「友情のダービー」です。

同じバスク州がホームということで、レアル・ソシエダもアスレティック・ビルバオも同じ様な価値観や哲学を持っています。

またバスク州は、スペイン国内の中でも特に地域の結びつきが強い土地という背景も大きな要因のようです。

サン・マメスで観るソシエダとのダービーは、バスク地方の魅力が詰まった一戦です。

チケット・スタジアムツアーについて

サン・マメスでの試合のチケットについては、バスクダービーやビッグクラブとの試合以外は基本空席がございます。

当日券をお求めの場合は、試合当日にスタジアムまで行けば購入可能です。前売り券を買われる場合はアスレティック・ビルバオのオフィシャルサイトからの購入になります。

次にスタジアムツアーについてです。

サン・マメスも、他の多くのスタジアムと同様スタジアムツアーを行っています。

料金はスタジアムツアーとミュージアムへの入場が込で14ユーロ、ミュージアムのみの入場ですと10ユーロになります。

おすすめは間違いなくスタジアムツアー込のチケットです。

スタジアムツアーのチケットも、スタジアムでもオフィシャルサイトでもどちらでも購入可能でございます。

サン・マメスへの行き方

サン・マメスの行き方については、地下鉄か路面電車がおすすめになります。

地下鉄ですと1号線もしくは2号線、路面電車ですと7号線になります。

どちらもSan Mamés(サン マメス)駅で下車後、歩いてすぐでスタジアムに到着します。

サン・マメスはビルバオ市内の中心部にありますので、郊外からアクセスしない限りそこまで時間はかからずに到着するでしょう。

複数人で訪れる場合はタクシーも選択肢に入れてもいいかもしれません。

まとめ

独特の雰囲気と魅力のあるスタジアムのサン・マメスとアスレティック・ビルバオというクラブの紹介でした。

海外サッカーをよく観られる方は、アスレティック・ビルバオというクラブのことをご存知の方は多いです。しかし日本では決して有名なクラブではないので、少しでも魅力を伝えることができましたら幸いです。

スペインの複雑な歴史が生み出したバスクの誇りと伝統は、スタジアムが新しくなろうとも末永く受け継がれていくでしょう。

サッカーと旅をこよなく愛するブロガーです。
スペイン留学時代には学生の傍ら選手としての経験もございます。
サッカーと旅が人生のテーマです。

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