スペイン ヨーロッパ旅行

スペイン旅行にてサッカーファン目線で見るバルセロナとマドリード

スペインは観光大国ですが、サッカー大国でもあります。スペインでプレー経験のある私が感じたスペインのサッカー事情をまとめました!

スペインではサッカーと日常生活とは切っても切れない生活の一部

サッカーファンではない方もスペインは「サッカーが強い」「サッカー大国」や「レアル」「バルサ」等、聞いたことある方はいらっしゃるのではないでしょうか?

実際にスペインはサッカーがとても盛んで、世界的なチームもありますし、サッカースペイン代表はワールドカップでも優勝経験があるほどのサッカー大国です。

子供からおじいちゃんおばあちゃんまでサッカーが大好きな方が本当に沢山いて、お気に入りのチーム(ほぼ地元のチーム)、お気に入りの選手がいるのが当たり前の環境です。

スペインと言えば街中にある「バル」、日本で言うバーやカフェの様なお店では試合の時間になると大体店内のテレビで中継を映し皆画面に釘付けになっています。

そんな光景もバルセロナやマドリードの様な都市部のみではなく、田舎の方に行っても変わりません。

また日本ではアマチュアの試合にはなかなかお客さんが入らないのですが、スペインではアマチュアの試合だろうが、試合がある際は地元のチームを応援するため沢山のお客さんがスタジアムに集まります。

日本ではプロのチームはしっかりとした環境がありますが、アマチュアのチームだと芝のグラウンドはおろか、練習する場所を確保するのに苦労したりするケースもあります。

しかしスペインではプロだろうがアマだろうが子供だろうが関係なく、全てのチームに素晴らしい環境が整備されてます。

スペインはサッカー選手もサッカーファンも「サッカー」を心から楽しむ事ができる環境が揃っているところは、流石100年以上前からサッカーが盛んに行われているだけあるなと感じます。

サッカー大国スペイン!バルセロナもマドリードもスタジアムが凄すぎる!

スペインには「レアルマドリード」や「FCバルセロナ」はじめ、他にも沢山の世界的なサッカーチームがございます。その各チームにホームスタジアムがありますが、この「スタジアム」もまた世界レベルなんです!

日本にも「国立競技場」や「埼玉スタジアム」等、素晴らしいスタジアムはございますが、本場スペインのスタジアムはやはり凄いです。その中でもここでは3つ紹介させていただこうと思います。

サンチャゴ・ベルナベウ

まず1つ目はレアルマドリードの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」です。マドリードのオフィス街にありますこのスタジアムは収容人数約9万人の巨大スタジアムです。

外観は宇宙船の様な感じでモダンで、ピッチレベルで観てみると、まるでビルに囲まれているような威圧感です。

レアルマドリードの選手には圧倒的なサポート、相手チームには圧倒的な威圧感でプレッシャーをかけます。

スタジアムは巨大でも客席からは大変観やすくなっており、後ろの方に座ってもピッチをしっかり見下ろす事ができるようになっているのは素晴らしいです。

カンプノウ

2つ目はFCバルセロナの本拠地「カンプノウ」です。バルセロナの住宅街にある収容人数約10万人の巨大さで、サンチャゴ・ベルナベウがモダンなのに対し、日本の旧国立競技場の様なすり鉢状のクラシカルなスタジアムです。

内部は楕円形のため、長方形のサンチャゴ・ベルナベウと比べると客席からピッチの観やすさは劣りますが、あくまで比べたらの話です。充分すぎる距離の近さ、臨場感です。

どちらのスタジアムも試合のない日は「スタジアムツアー」という物を随時行っており、ベンチやロッカールーム、そしてミュージアムに行くことができます。

普段は見ることのできないスタジアム内部や、ミュージアムに関してはチームの歴史はもちろん、スペインのサッカーの歴史や功績を間近で見ることができます。

ちなみにスタジアムツアーの料金は(2020年夏時点)レアルマドリードのサンチャゴ・ベルナベウスタジアムが25ユーロ、FCバルセロナのカンプノウスタジアムが26ユーロです。

ビセンテ・カルデロン

3つ目はスペイン第3のサッカーチーム「アトレティコマドリード」の本拠地であります「ビセンテ・カルデロン」です。

しかしこのビセンテ・カルデロンですが、老朽化により2017年に閉場してしまい、現在は新しい本拠地「ワンダメトロポリターノ」へと生まれ変わっております。

すでに取り壊されたビセンテ・カルデロンですが、私が実際に観戦した際に大変素晴らしいスタジアムだったため、シェアさせて頂ければと思いあえて書かせて頂きました。

決して綺麗なわけでもないし、収容人数約6万人と決して大きくもありませんでしたが、選手とファンの距離も非常に近く、古き良きスペインの面影が残った味のあるスタジアムでした。

スタンドの下を高速道路が通っているという面白い一面も、マドリードのサッカーファンの間では有名な話です。

ファンの心の中では一生色褪せることのない思い出となって、このビセンテ・カルデロンは生き続けることでしょう。私もここで試合を観れたことはサッカーファンとして財産になりました。(2013年夏アトレティコマドリード対FCバルセロナ)

スペインで1番のビッグマッチはまさに戦争!「エル・クラシコ」はサッカーファンならいつか必ず現地で見てほしい!

全世界で約6億人が生中継を観ると言われています「エル・クラシコ」はレアルマドリード対FCバルセロナのダービーマッチのことを指します。この世界中のサッカーファンが熱狂するエル・クラシコですが、このブログを御覧のサッカーファンの方には是非無理してでもいつか必ずスペインまで観に行ってほしいです!

私はバルセロナでこのエル・クラシコを現地観戦しましたが、雰囲気、盛り上がり、プレーのレベル等など全てが規格外で、本当に素晴らしい体験になりました。

またスペイン内戦時代、バルセロナはマドリードの中央政権に弾圧されていた背景などがあるため、古くからのバルセロナファンはマドリードのチームには敵意むき出しです。

その逆もしかりで、マドリードのファンはバルセロナのチームには敵意むき出しで罵声を浴びせます。同じ国内のチーム同士でこの様な歴史的背景があるのもスペインサッカーを味わう上で大きなポイントになります。

約10万人が試合前に唄うFCバルセロナの応援歌「イムノ」はハンパないですよ!

バルセロナの選手がゴールを決めた時の歓声、レアルマドリードの選手がボールを持った時のブーイングは他の試合より間違いなく激しいです。

サッカーファンでなくても間違いなく試合の虜になるでしょう。サッカーファンであれば一生忘れることのない思い出になることは間違いありません。

そもそも10万人も入るスタジアムは日本にはないので、バルセロナやマドリードの巨大スタジアムが満員になる光景を観るだけでも充分圧倒されてしまいます。

参考記事スペインでのサッカー観戦はバルセロナが絶対おすすめ!

まとめ

私は実際にサッカーの選手(もちろんアマチュアです)としてスペインで過ごしていた経験と、観光客としてスペインを訪れた経験のどちらもあるのですが、スペイン人のサッカーに対する熱は凄いです。

そして本当に生活に深く根付いていて、サッカーが好きな人にとっては羨ましい限りの環境だと思います。サッカーが好きな人にとってはもちろんですが、サッカーを始めたての小さい子や、日本で言う社会人サッカーをやっている30代40代の方にとってもプレーする環境が揃っている点には非常に感銘を受けました。

日本の問題点は、選手の実力やチームのカテゴリが下がれば下がるほどサッカーをする環境が少なくなってしまうという点だと私は思います。しかしスペインは、万人にサッカーを思う存分プレーする環境がある点は素晴らしいと思います。

これはマドリードやバルセロナに限った話ではなく、田舎に行っても同じです。日本の部活のように1チーム何百人も選手が居て、試合に出れるのはごく一部の選手だけといったこともありません。日本もどんどん環境は整ってきて、ヨーロッパや南米に追いつきつつあるかと思いますが、実際にスペインでサッカーの現場を見てみるとまだまだだというのが素直な意見です。

私自身もっと勉強し、様々な情報を発信していければと思っております。

No Football No Life

サッカーと旅をこよなく愛するブロガーです。
スペイン留学時代には学生の傍ら選手としての経験もございます。
サッカーと旅が人生のテーマです。

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